スーパーカブ110(JA44) オイル交換手順

バイク

レシプロエンジンのオイル交換はいまさら言うまでもなく重要です!まずはエンジンオイルは基本的に微小ながらピストン側から燃焼室に上がって燃えますので多少なりとも減っていきますので、量が不足してしまうリスクと、少しづつ汚れていくのでヘッド側に回る分が汚れるとカムやバルブにも良くない。

ましてやバイクはギアやクラッチの潤滑も兼ねるので車より汚れやすいうえに機能負担も大きく、またカブはただでさえ空冷なのでシリンダーとピストンの隙間も大きくなおのこと汚れやすいのです。

とはいってもあんまり乗らないのでほったらかしで今更な感じなんですけど、さすがにヤバいので交換することにしました(笑)。

2018年発売の赤いボディにクリーム色のレッグカバーがオシャレな60周年記念モデル カブ110、型式JA44です♪ 完全ノーマル。
最近のカブはキャストホイールで剛性が高いうえ掃除しやすかったりしますが、コレはスポークホイールがクラシカル。とても気に入ってます。

デイトナのオイル交換パーフェクトセット、JA44適合です。エンジン型式的にはクロスカブと同等ですね。

こんな感じでフィルターとドレンパッキン、フィルターカバーパッキン、オイルフィラーキャップのパッキンと必要なパッキンがすべて同梱されて1000円切りの高コスパです♪

左から
ラジオペンチ:フィルター取り外し用
17mmメガネレンチ:ドレンキャップの緩め・締め付け用
小型のマイナスドライバー:パッキン取り外し用
8mm T字レンチ:フィルターカバー取り外し用

あとは
オイル受け:オイル捨て箱や深めの2L程度のステンバットなどでもOK。
ザル:オイル受けるときに落下するドレンボルトやスプリング、フィルターを受けます。
オイルジョッキ:オイル缶から直で行ってもいいですが、量をあらかじめ測ると楽です。

まずはカブを数分暖気してエンジンを暖めてオイルを温めます。
温まったらオイル受けにザルをセットしてエンジン裏側、ドレンの真下に配置します。

17mmメガネレンチをドレンキャップにかけて緩めます。こういう時に緩めるのがどちらの向きがわかりにくいですが、エンジンの下から反時計回りですので、この写真の向きだと左←右に回します。

いっぱし回すとだんだんオイルが垂れつつ、さらに緩めるとスプリングの圧力で一気に抜けます。この時にカブはスプリングの影響でだいたい一式ボロッと落下します。なのでザルがあったほうが良いんですよね~

抜けたドレンキャップ一式はこんな構成をしています。上からフィルター、スプリング、パッキン(Oリング)とドレンキャップです。フィルターには汚れがかなりたまっています。

このままでは真空になってオイルが抜けきらないので、エンジンの右側上部にあるフィラーキャップを外して負圧を抜いてあげます。さらにオイルがプーっと落ちてきますのでしばらく放置してオイルを抜きます。

フィルターはエンジン右側のここに入っています。8mmT字レンチで両側少しづつ緩めます。ここもバネが入っていますが、ここはパッキンが結構しっかり効いてて抜けてこないことが多いので、ボルトを抜いたらカバーを持って引っ張って外します(笑)。

外れました。

中のフィルターはこんな感じでスプリングが入ってますのでまずはそれを外してから、フィルターを外すんですが持つところがないので、スプリングの穴にラジオペンチの先を入れて広げてホールドしてから抜きます。

フィルターを外しましたがかなり汚れがたまっています。空冷単気筒は結構オイル汚れますのでこんなもんです。しっかり仕事してるということで、、

ドレンキャップのパッキン(Oリング)を外して交換します。正直長期的な性能を考えると、シール性の重要なここは特にゴムパッキンでなくグロムとかのようにドレンボルトにして、12mmアルミパッキンを使わせてほしいとこなんですが、、

ドレンのフィルターも掃除しておきます。パッキン交換の際はパッキンにオイルを手で塗っておきます。入れるのが楽になる、ペタッと密着して取り付けやすい、締めるときに滑らせて変形を防ぐなどの意味合いがあります!

フィルターキャップ。こちらもパッキンが入ってますのでキットのものと交換しますが、ここは結構外しにくい。こういう時に小型マイナスドライバーが活躍するんですね~あっさり外して交換します。新品の取り付けにオイル塗布するのも同じです。

フィラーキャップのパッキンも交換しておきます。

パッキンはどれも膨潤(オイルがしみ込んで膨張する)してやや太く、固くなっていました。ちょっと交換が遅かったですね、うーん反省。

フィルターをセットして、真ん中の穴にスプリングも忘れずにセットしてカバーを着けます。

フィルターカバーのボルトを8mmT字レンチで締めます。T字レンチで回せる範囲でしっかりくらいにしてます。ここはネジバカになりやすいので注意。

ドレンキャップを一式セットして締めこみます。最初は手でスプリングを押し込みながらネジをかけて締めていき、、

手で回せなくなったら17mmメガネレンチで締めます。緩めるときと同様裏側なので回す方向を間違わないよう、車体裏から時計回りですのでこの写真では左→右方向になります。ドレンなのでしっかり締める必要がありますが、ちょうどこのくらいのメガネレンチで回せる範囲で力いっぱいくらいで大丈夫です。力入れすぎて締めすぎないよう。

オイルはなんとニューテックのNC-50/51ブレンド。うーん高級、、レース時代の残りなんでこちらもちょい古いですがまあ全然大丈夫でしょう。

オイルを測るにはオイルジョッキを使うのをおすすめします!というのも入れすぎたほうが処理が大変なんですよね。通常で800ml、全交換で1000mlということなのでギア周りとかいろいろなところに残ってる前提で750mlくらいから行きます。

こういうオイルジョッキはそのまま注入に使えますので、そのまま全量入れてあげます。

オイルを全量入れたらフィラーキャップのゲージ部分を一回ウエスで拭いてあげて、

また締めて緩めて量を見ます。といってもゲージがつかるくらいでまずはオイルがちゃんと入っているか確認してあげて、そこから一回暖気して新品オイルをエンジン内に回してあげます。
そっからエンジン停めてもう一回同じ手順でオイル量をゲージで見てゲージの×印内の範囲ならOKです。

あとはフィラーキャップをしっかり手で締めて、念のためもう一度フィルターカバーとドレンキャップを締め忘れがないか確認して周りのオイルを拭いてあげて終了です!

オイル交換をやると面倒なのはオイルの処理ですよね、、
自分はとりあえずこういうポリ容器(もとはクーラントの容器)に貯めてます!
いっぱいになったら昔はサーキットに持ってって捨ててましたが、今は行かないのでニューテックとかの紙パックに移すかオイル処理箱を買ってきて捨ててます。

今回はオイルのストックがあったしフィルターもパッキンも全部替えたかったのでやりましたけど、カブごときでもまあまあ大変です。

でも金額的には3Lとか4Lある大型になるとオイルの金額だけでも結構差が出てきます。4L缶とかだとかなり安いですからね、、お店だとペール缶なのでなおさら売値と仕入れ値に差があることでしょう。そういうのが気になる人は環境があればやってみてもよいかと思いますね。何よりそれなりに面白いし、愛情が芽生えてよいかと、、ということで。

あと株のオイルは安定のホンダG1で十分です!ということもお伝えしておきます。ビッグバイクにはニューテックNC-50/51がコスパ、性能、容器やオイルの捨てやすさすべての面でマジでおススメです。




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